電子カルテといってもさまざまな種類があり、その中でも皮膚科・美容皮膚科で使いやすい人気の電子カルテを探している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、皮膚科・美容皮膚科におすすめの電子カルテの特徴から、実際に選ばれているシステムを5選紹介します。
導入する際に失敗したくない、できれば人気の電子カルテを導入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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皮膚科・美容皮膚科におすすめの電子カルテとは?
電子カルテを選ぶ際には、後悔しないためにもいくつかのポイントに注目して選ぶ必要があります。ここでは、皮膚科・美容皮膚科におすすめの電子カルテの特徴を4つ紹介します。選び方で悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
操作性に優れているか
1つ目にチェックしておきたいポイントは、操作性に優れているかです。具体的にはスムーズな操作が可能性であり、直感的に操作できる画面設計になっている電子カルテがおすすめです。
さらに、機械操作が苦手なスタッフでも簡単に操作ができることも大切な要素となりますので、操作性に優れている電子カルテかを必ずチェックしましょう。
皮膚科・美容皮膚科に対応していること
2つ目にチェックしておきたいポイントは、皮膚科・美容皮膚科に対応しているかどうかの確認です。
例えば、患者さんの皮膚状態や完備の状況を視覚的に記録、表示するためのシェーマ機能が搭載されているか確認することで、医師は図やイラストを使って詳細な診療情報を記録することが可能になります。
対応していない場合は使い勝手が悪いと感じてしまうこともあるため、皮膚科・美容皮膚科に対応しているかも確認しておくことが大切です。
管理のしやすさ
3つ目にチェックしておきたいポイントは、管理のしやすさです。具体的には画像や書類が管理しやすい電子カルテを選ぶことが重要になります。
例えば撮影した画像を簡単に取り込むことができ、取り込んだ画像への書き込みのもできる電子カルテであれば、効率よく作業が行えます。
また、大量の画像や文書を効率的に管理できる機能が揃っていれば、探すのもスムーズになり、より管理がしやすくなるので、その点にも注目して選定することが大切です。
予約機能や連携機能もチェック
4つ目に皮膚科・美容皮膚科向けの電子カルテを選ぶ際には、予約機能の有無や外部システムとの連携も重要なポイントです。
予約管理機能があることで、患者さんは毎回電話をしなくても予約が取れたり、クリニック側も予約において受付スタッフが対応し続けたりする必要もなくなります。業務効率をスムーズなものにするためにも、予約管理機能は必要不可欠でしょう。
また、予約システムについては、外部との連携が可能かどうかもチェックしておくことで一元管理が可能になるので、その点にも注目して選定するようにしましょう。
皮膚科・美容皮膚科におすすめの電子カルテ5選
ここからは、皮膚科・美容皮膚科におすすめの電子カルテを5選紹介します。それぞれ特徴を紹介するので参考にしてください。
メディカルフォース
公式サイトはこちら:メディカルフォース
メディカルフォースは、自由診療・整形外科・産婦人科クリニックに最適な電子カルテとして、450院のクリニックから導入されています。
その中でも皮膚科・美容皮膚科における導入が多くなっておりますので、皮膚科・美容皮膚科にマッチした電子カルテをお探しの方におすすめです。
メディカルフォースの特徴としては、バラバラだった業務が電子カルテ一つで完結することです。具体的には予約カレンダーや電子カルテなどの院内ソースが全て連携しているため、空き状況が可視化され、患者側で予約を簡潔できたり、カレンダーをクリックするだけで過去診療録が表示されたりと、業務効率をアップさせられる機能が揃っています。
また、直感的な使い心地であることも人気の理由の一つです。シンプルでわかりやすいデザインとなっていますし、業務フローに沿った操作画面であるため、使いにくいと感じることはありません。また、パソコンでの操作が苦手な方でも、スマホ・タブレットに対応しているため、全てのスタッフが操作しやすくなるよう工夫されています。
その他、経営面においてもサポートしてくれる機能が揃っています。具体的には機能連携によって数値を自動集計できたり、日計表もワンクリックでダウンロードできたりします。データが可視化され、効率的な経営ができる点も特徴の一つとなっています。
メディカルフォースの主な機能
- 予約管理
- デジタル問診票
- 電子カルテ
- 会計
- 在庫管理
- 経営管理
- Web予約
- CRM/メッセージ
メディベース
公式サイトはこちら:メディベース
メディベースは、美容外科・美容皮膚科など、数多くの自由診療クリニックで導入実績が高い電子カルテです。
充実した機能と使いやすさが特徴の一つであり、クリニック業務の効率化や運用コストの削減に貢献してくれます。
メディベースが導入されている理由の一つに、業界最安値水準のリーズナブルな料金設定があります。月額費用は45,000円からとなっており、端末台数と利用人数は無制限で利用できる点が魅力の一つです。1ユーザーあたりでコストが発生しないので、コストをできる限り安く抑えたいと考えている皮膚科・美容皮膚科にはおすすめと言えるでしょう。
また、サポートに関しても無料で対応してくれるため、例えば導入の際にわからないことなどは全て対応してもらえます。特に初めての導入を検討されているクリニックで、導入をできる限りスムーズに完了させたい場合におすすめです。
その他、メディベースはLINE連携のWeb予約機能があります。LINEと連携できることにより、Webサイトからの予約よりもスムーズに行えるので、予約の取りやすさからクリニックの収益アップにもつながる可能性が高くなります。
低コストでありながらサポートに優れており、機能も充実した電子カルテシステムを導入したいなら、メディベースがおすすめです。
主な機能
- 予約システム機能
- Web問診
- 電子カルテ
- 画像管理
- 見積書・同意書
- 特商法対応
- LINE連携
- 売上・財務管理
- 保険診療対応
- 多店舗管理機能
メディコム
公式サイトはこちら:メディコム
メディコムは、1972年に日本初の医事コンピュータを発売した会社が販売している電子カルテシステムです。幅広い診療に対応しており、一般診療はもちろん、皮膚科や美容皮膚科でも活用することができます。
メディコムの特徴として、直感的に操作できるインターフェイスがあげられます。業界パイオニアだけが持つ独自のノウハウによる効率化を追求した操作性により、誰でも速く入力ができるよう設計されています。これにより、電子カルテの入力に時間がかかることがなく、今まで以上に業務効率をアップさせることができるでしょう。
また、予約・検査・生産など、約170社の機器との連携が可能です。多様な機器と連携できることから、一元管理がしやすくなり、効率的に業務を進められるのもメリットの一つとなります。
その他、メディコムはハイブリッド型の電子カルテであり、オンプレミス型とクラウド型の両方の機能を持ち合わしています。そのため、院内のみならず、院外でも利用可能な点が他の電子カルテシステムとの違いとなっています。
主な機能
- 受付
- 診療
- レセコン(会計・レセプト)
- システム連携
- 経営サポート
- セキュリティ
きりんカルテ
公式サイトはこちら:キリンカルテ
きりんカルテは、クラウド型の電子カルテです。シンプル設計が魅力の一つであり、難しい操作は必要ないので初めて電子カルテを触る方でもスムーズな操作が可能です。
きりんカルテの特徴として、タブレット端末と電子ペンを活用することで、カルテに手書きで入力できる機能が備わっています。通常、電子カルテと言えばタイピングによる入力が一般的ですが、きりんカルテなら紙カルテのように手書きに対応しているため、タイピング操作が苦手な方でもスムーズに活用できます。
また、電子ペンによる入力が可能であれば、院外でも電子カルテの閲覧のみならず、記入までが可能になるので、業務の効率化にもつなげられます。
その他きりんカルテは、初期費用が300,000円から、月額費用が22,800円からとなっており、初期費用が少々高めですが、月額費用に関しては他のサービスと比べると安く抑えられているため、月々の負担を抑えたい皮膚科・美容皮膚科におすすめです。
主な機能
- 予約機能
- 自由診療機能
- 在宅機能
- 画像撮影アプリ
アクシスクラウド
公式サイトはこちら:アクシスクラウド
アクシスクラウドは、保険診療と自由診療の両方に対応しているクラウド型の電子カルテであり、皮膚科と美容皮膚科のどちらでも活用できるシステムとなっています。
近年、皮膚科のみならず保険診療外の美容患者も増えている傾向にあります。実際にクリニックでも保険診療のみならず保険診療外の治療をするケースも増えているため、両方に対応した電子カルテをお探しの方は、アクシスクラウドもおすすめです。
操作性としては予約表からワンクリックで患者情報を表示でき、スマホやiPadで術前術後の写真を撮影したらカルテにダイレクトで保存ができます。また、手書き機能も備えているので、電子カルテでも紙カルテのような効率を求められるのが魅力の一つです。
主な機能
- 電子カルテ
- 予約の自動化・管理サポート
- オンライン診療
- 経営サポート
- LINE連携
- 会計
まとめ
今回は、皮膚科・美容皮膚科でおすすめの電子カルテの選び方から、人気の電子カルテシステムを5選紹介しました。
電子カルテには幅広い機能があり、皮膚科・美容皮膚科に適したタイプも多いので、比較しながら選定することで自院に適した電子カルテを導入できるでしょう。
しかし、電子カルテの導入にはコストがかかります。中には初期費用が高く、なかなか導入を決断できないクリニックも多いでしょう。電子カルテを導入する際には、今であれば「IT導入補助金」を活用できます。
IT導入補助金を活用すれば電子カルテにかかる費用の一部を補助してもらえるため、大幅にコストの負担を抑えた導入が可能です。
メディカルツールナビでは、IT導入補助金を用いた電子カルテの導入支援を行っています。補助金を活用することで通常の半額でツールを導入することができます。お客様のお悩みのヒアリングをもとに最適ツールのご提案、補助金の申請、ツールの導入まで一気通貫でサポートさせていただきます。
また、初回相談は無料となっています。「補助金の対象になるの?」「どのツールが合ってるの?」など、電子カルテや補助金に関するお悩みやご相談のある方はお気軽にお問い合わせください。