美容クリニック向けのおすすめ電子カルテ3選!IT導入補助金で導入しよう

医療機関では電子カルテの導入が進み、政府としても電子カルテの標準化を目指しています。電子カルテの導入が一般的になりつつありますが、美容クリニックにおいては一般的な診療とは異なるため、どのような電子カルテを導入すべきか悩んでいる医師も多いのではないでしょうか。

美容クリニックにおいて後悔のない電子カルテの導入でおすすめなのが、美容クリニックに特化した電子カルテを導入することです。

本記事では、美容クリニック向けの電子カルテの概要から、導入のメリット、補助金を活用してコストを抑える方法を紹介します。また、美容クリニック向けの電子カルテについて、おすすめを3つ紹介しますので、どのような製品を選ぶべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


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美容クリニック向けの電子カルテとは?

美容クリニック 電子カルテ

美容クリニック向けの電子カルテとは、その名の通り美容医療に特化した電子カルテシステムのことです。

一般的な電子カルテとは異なり、美容医療特有のニーズに応じた機能を持っているのが特徴となります。

具体的には、患者情報の管理、診療記録の保存、施術履歴の追跡、画像管理、予約管理など、美容クリニックの業務効率を向上させるための機能が備わっています。

美容クリニックに電子カルテを導入するメリット

美容クリニック 電子カルテ メリット

美容クリニックに電子カルテを導入するメリットは、下記の4つがあります。

業務効率の向上

美容クリニック向けの電子カルテを導入することで、患者情報、予約、施術履歴、画像データなどを一元管理できるため、手作業や複数のシステムを使用する手間が省けます。

また、リマインダー機能や自動メール送信機能により、フォローアップやキャンペーン通知なども自動化できるため、業務に携わるスタッフの負担も軽減できるメリットがあります。

電子カルテを導入することで、これまで手作業で行っていた部分が自動化されるため、業務効率の向上につながるなど、美容クリニックにおいて幅広いメリットをもたらします。

患者満足度向上につながる

電子カルテを導入することで、過去の施術履歴や画像データを即座に確認できます。それぞれの患者さんに対して迅速かつ的確な対応が可能になるので、不安な思いをさせることが少なくなります。

また、美容クリニック向けの電子カルテでは、ビフォーアフターの写真を比較して見せることも可能です。これにより、施術効果を視覚的に伝えることが可能になるため、患者さんの満足度向上につながります。

電子カルテは業務の効率化だけではなく、上記のような患者満足度向上につながる機能も幅広く備えられているため、多くのクリニックで導入が進んでいます。

セキュリティの強化にもつながる

一般的に電子カルテでは、患者情報は暗号化して保存されます。そして、アクセス制御も厳格に管理されているため、データ漏洩のリスクが最小限に抑えられるメリットがあります。

実際に紙のカルテの保存は、万が一流出してしまったら情報漏洩にもつながるリスクがあります。電子カルテはデータとして保存されるため、紛失などによって漏洩につながることを避けることが可能です。

そのため、患者さんの情報をしっかりと管理し、漏洩を防げる方法を探しているなら電子カルテの導入がおすすめです。

コストの削減にもつながる

電子カルテの導入にはコストがかかりますが、紙のカルテよりも大幅にコストの負担が増えるのかというとそうではありません。

紙のカルテは、紙や印刷、保管コストがかかります。大量のカルテを保管しなければならないクリニックでは、管理だけでもコストの負担が大きくなります。

しかし電子カルテなら、紙のカルテや手書きの記録が不要になるため、ペーパーレス化が実現され、印刷や保管コストもかからなくなります。

また、電子カルテは業務効率化につながる機能が備えられているため、これによりスタッフの負担が軽減され、結果的に人件費の削減につながるなど幅広い部分の節約につながるのです。

電子カルテはコストが高い?安く導入できるIT導入補助金とは

電子カルテ IT導入補助金

先ほどの見出しでは、美容クリニック向けの電子カルテは、導入コストがかかるものの、その分紙のカルテと比べて幅広い面でコストカットにつながることを説明しました。

しかし、それでも電子カルテの導入には初期コストの負担が大きくなり、中には月額で利用料が発生するものも存在しています。

これらの負担をできる限り抑える方法を探している方は、「IT導入補助金」の活用がおすすめです。

「IT導入補助金」とは、それぞれの美容クリニックで抱える課題を解消できるITツールの導入にかかる費用2分の1を補助金にて負担してくれる制度です。

例えば100万円の電子カルテを導入する際、IT導入補助金を活用することで2分の1となる50万円の負担のみで導入することが可能です。

IT導入補助金により、初期コストや月額コストを大幅に抑えることが可能なので、できる限りコストを抑えて導入したいと考えているクリニックは、ぜひIT導入補助金の活用を検討してください。

IT導入補助金対象!美容クリニック向けのおすすめ電子カルテ3選

ここからは、美容クリニックに最適な電子カルテとしての人気の製品を3つ紹介します。美容クリニック特化型の電子カルテをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

medicalforce

medicalforce

公式サイトはこちら:medicalforce

medicalforceは、美容クリニックの業務を一元管理する電子カルテとして、多くのクリニックからの導入実績があります。

選ばれている理由の一つに、これまでバラバラだった業務をmedicalforce一つで一元管理できることがあげられます。

具体的には予約カレンダーにより空き状況が可視化され、患者側で予約が完結できたり、カレンダーをクリックするだけで過去診療記録を表示できたりと、予約カレンダーや電子カルテなどの院内ソースが全て連携できるため、今まで以上に業務効率の向上につなげられます。

また、直感的な使い心地であることも選ばれている理由の一つです。medicalforceは、業務フローに沿った管理画面で、シンプルでわかりやすいデザインで設計されているのが特徴的です。そして、スマホやタブレットにも対応しているため、パソコン操作が苦手なスタッフでも直感的な使い心地で操作に悩まないのが魅力の一つです。

その他、クリニック経営に必要不可欠なCRM機能が備わっています。活用することで、患者さんの来院履歴や施術履歴に基づいて、ターゲットマーケティングを行うことができます。また、キャンペーン情報の送信や定期的なフォローアップも自動化してくれるため、マーケティング支援としても活用できる電子カルテとなっています。

MEDIBASE

MEDIBASE

公式サイトはこちら:MEDIBASE

MEDIBASEは、美容クリニック向けに設計された電子カルテであり、多くの美容クリニックからの導入実績があります。

特徴としては、統合管理システム(患者情報、施術履歴、予約管理、画像データ)により一元管理ができるため、紙のカルテと比べて業務効率を大幅に向上できます。また、一元管理ができることにより、スタッフが異なるシステム間で情報を移動する手間も省けるため、負担の軽減やミスを減らすことにもつながるなどクリニック全体にメリットをもたらします。

また、現代の流れに合わせたLINE連携のWeb予約機能も備わっています。LINEに対応していることにより、患者さんは毎回電話をして予約を取る必要がありません。LINEから気軽に予約が取れるため、面倒な手続きも必要なく、手軽に予約が取れるようになるメリットがあります。

現代に合わせた最新機能が備わっているMEDIBASEですが、この電子カルテはIT導入補助金において対象ツールに認定済みです。IT導入補助金を活用することで、2分の1の自己負担で済むため、コストの負担を抑えられるメリットがあります。

MEDIBASEの場合、最低月額料金が45,000からとなっているため、IT導入補助金を活用すれば、22,500円が毎月の負担額となり、活用しない場合と比べて大きな差があるため、できる限りコストを抑えたい場合はIT導入補助金の活用を検討してください。

TB Medical

TB Medical

公式サイトはこちら:TB Medical

TB Medicalは、美容クリニック向けに設計された電子カルテです。また、他の電子カルテシステムと異なる点としては、クラウド型経営の顧客管理システムでもある点です。カルテのみならず、経営に必要な顧客管理も備えていることから、特に美容クリニックで成功している開業医から選ばれています。

TB Medicalは、パソコン操作がメインとなりますが、タイピングではなくクリック操作がメインのシステムです。そのため、パソコン操作が苦手な方でも使いやすいのが特徴となります。

また、TB Medicalは、MEDIBASE同様、IT導入補助金において対象ツールに認定済みの製品です。例えば、TB Medicalは初期の導入準備のシステム内データベース作成、ユーザー作成、レクチャーにて330,000円かかりますが、IT導入補助金を活用すれば半額で初期準備を完了させられます。

その他にも発生する料金については、IT導入補助金にて2分の1を支援してもらえるため、高性能なシステムを半額で導入できるチャンスとなっています。

電子カルテのみならず、顧客管理システムの導入を安くしたいと考えているなら、IT導入補助金の活用を検討してください。

まとめ

今回は、美容クリニックにおすすめの電子カルテを3つ紹介しました。それぞれの製品で特徴が異なるので、それぞれのクリニックにマッチした機能のある電子カルテを選択してください。

また、今回紹介した製品は、IT導入補助金において対象ツールに認定済みのものも多いので、安く導入したい方はIT導入補助金の活用を検討してください。

IT導入補助金を活用するにあたって、申請手続きなど、複雑でわからないという方は、メディカルツールナビにて導入支援を行っておりますので、サポートを受けながら導入したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。


メディカルツールナビでは、IT導入補助金を用いた電子カルテの導入支援を行っています。補助金を活用することで通常の半額でツールを導入することができます。お客様のお悩みのヒアリングをもとに最適ツールのご提案、補助金の申請、ツールの導入まで一気通貫でサポートさせていただきます。

また、初回相談は無料となっています。「補助金の対象になるの?」「どのツールが合ってるの?」など、電子カルテや補助金に関するお悩みやご相談のある方はお気軽にお問い合わせください。